自分の線 其の弐

大学時代からずっと、鉛筆をカッターで削ってます。

少し細長めに削るのが好み。

カッターで削るのは手間だし、見た目も少しいびつ。

だけど、なんだか手に馴染む。

削りたての線は、気持いい。

何より。

鉛筆を削ってる時間が貴重な気がする。

鉛筆と一緒に、心を研いでいるような。

絵を描いてる日は、何度も削る。

鉛筆削りやシャープペンなら、省ける手間なのかもしれない。

けど無駄じゃないと思う。

時間と手間をかけて、鉛筆にも愛着を育てる。

それが線になって応えてくれる。

そうしたことが大切だと思う今日この頃。