自分の線

 このあいだ旧友に言われた。

「昔は絵、下手だったよね~」

はい。そうですね。

というより、今でも下手だと思っています。

小さい頃からモノづくりが大好きで、プラモデル作ったり工作したり、学校の教科書やノートにはびっしり落書きしてた(成績悪かった……)。

でも絵はとても上手と言えるものではなく、字の下手さからも伺えるように、線は野暮ったくて、コンプレックスに近かった。

なので沖縄県立芸大では、コンピューターでのグラフィックデザインを率先して学び、迷わず広告デザインの道へ邁進するのでした。

だから絵を描いて外に発表してると学生時代の僕が知ったら、すごく意外に思うだろうな。

絵も線も、相変わらず野暮ったいままです。

洗練された線を引く人に、いまだ憧れます。

でもありのままの自分を受け入れて、野暮ったい線でも楽しく見れるような絵を追求しました。

そうそう、子どもの頃の落書きは、下手なんですが緻密なんですよ。

ロボットとか。集中してちまちま描いてたな。

ありのままの自分、子どもの頃に持ってた個性。

そういうものを今の自分に昇華させた。

だから今の絵、好きなんですよね。

描くの大変ですが。笑

Comments (4)
  1. happycharm2011より:

    画伯にウチの息子の教科書の落書きを見てもらいたいよw

  2. happycharm2011 さん
    好きな事には才能が宿ってるはず。
    だから思う存分落書きさせたらいいよ。笑

  3. rooより:

    VIVA! ありのまま原点回帰。
    祝いじゃ、酒じゃ、どんどんもってこーい!!
    わっしょいわっしょい!

  4. roo さん
    その酒席、謹んで参加させていただきます。
    下戸ですが。笑